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雪見灯籠の移設

3月3日(土)

雪見灯籠の移設工事をしました。

元々あった小さな雪見灯籠は他の場所へ。

立派な灯籠が入り、お庭の格が上がりました。


樹木札

2月17日(土)

 

先日、有馬温泉の炭酸煎餅のお店、三ツ森炭酸泉店に樹木札を付けました。

表記はあえて漢字とひらがな。その樹の特性も添えておきました。

樹木を見間違えないように、高木には樹木自身に、中低木には地面に刺して設置。

中には珍しい紫陽花の七段花も植わっています。

旅の途中で、お気に入りの樹を見つけて、楽しんで下さいね。


雛まつりを彩る植物たち

3月3日は雛まつり。女の子の健やかな成長を祈りお祝いする行事ですが、桃の節句とも呼ばれます。ところでみなさん、「桃の花の開花はまだ先なのになぜ桃の節句?」という素朴な疑問を感じたことはありませんか?

旧暦の3月3日は新暦の4月中旬にあたります。つまり、昔の雛まつりの時期には、梅でも桜でもなく桃の花が咲き誇っていました。また古来より桃は邪気を祓う植物で薬効が高く、鬼や悪魔は桃を嫌うとされていました。(桃太郎が桃から産まれたという設定も、このあたりに関係しているという説があります。)桃の節句に桃の花を飾る、由来が見えてきましたね。

そして他にも雛まつりを彩る植物はたくさんあります。雛人形には「桜」と「橘」が飾られますが、これらは向かって左に橘、右に桜が飾られるのが一般的で「左近の桜、右近の橘」と呼ばれています。「・・・左右が逆では?」と一瞬思いますが、これは単なる左右を指しているのではないようです。伝統的なタイプの雛人形は、平安京の内裏にあり、天皇元服などの儀式が行われていた京都御所「紫宸殿」という場所での宮中の様子を模しています。紫宸殿の南庭には、東に桜、西に橘が植えられています。そしてそれぞれの近くに近衛府(律令下での政府機関)として左近衛と右近衛が配陣されていたため、左近の桜、右近の橘となったのです。

やはり橘と桜の共通点も、魔除けの花なんだそうです。桜はよくわかりますが、橘はやや私たちにはなじみのない木花です。橘は高さ2~4mの木で冬も落葉しません。初夏に白い花を咲かせ、黄金色の実がなるミカン科の樹木です。昔から不老長寿の木とありがたがられ、平安神宮や八坂神社にも植えられています。

他にも、最近は桜と橘の代わりに紅白の梅が飾られている雛人形も登場してきました。これは、新暦で生活する私たちの季節感に即して、春の訪れを感じさせる雛祭りの行事を彩るのは梅の花がふさわしいという感覚に寄り添っているようです。

雛祭りという伝統行事ひとつを取り上げて見ても、人と植物との関わり方には遠い昔からたくさんの物語があるのですね。


手箒(てぼうき)をカスタマイズ

私たち造園の世界には、昔から使われ続けられてきた名品とも言える道具がたくさんあります。例えば掃除の際に用いる道具もさまざまありますが、今回は掃除の名脇役「手箒(てぼうき)」をご紹介します。

その名の通り、利き手で持ち手元を掃除する箒なのですが、竹でできているのが一般的です。コンパクトなサイズで、たいてい一人に一つずつ持って作業するものなので、大人数で一斉に作業にあたるとどれが誰のものかわからない・・・ということもあり、困ったことにも。

そこで、この手箒に麻の紐を巻いてみました。イメージカラーはゴールドやイエローのような明るくエネルギーのある色。カラースプレーで色をつけてみたり、今までいろいろな方法を試してみましたが、この麻紐を巻くのは初めての試みです。

道具を大切に、自分の物に愛着を持って接する心も、私たちの仕事では大切にしたいものです。

 


24節気72候のお話 「立春」「雨水」編

1月は行く 2月は逃げる 3月は去る・・・

 

新年を迎えてからあわただしく過ぎる三か月をそのように表現しますが、これはなかなかうまく表現しているなあと思いますね。

関東でエドヒガンが開花する今頃、造園や園芸の世界では本格的な春のオンシーズンに入ると言われます。日が長くなり、日差しが春めく3月。まさに春の訪れを感じますが、実は暦の上では春は2月4日の立春からスタートしています。

2月には節分という年中行事がありますが、厳密には立春・立夏・立秋・立冬のそれぞれの前日すべてが節分に当たります。江戸時代以降は立春(2月4日)の前日が節切月日の大晦日として一般的となり、日本全国に豆まきのような伝統が残っていますが、本来はまさに季節を分け目が「節分」だったわけです。

(余談ですが、2月3日の節分になぜ豆を投げるのでしょうか?穀物には生命力と魔除けの呪力が備わっているという信仰に「魔目」「魔滅」の語呂合わせで一年の無病息災を願うという意味合いが込められているそうです。)

冬が終わり、徐々に春が始まる立春。旧暦ではこの立春から1年は始まるとされており、ここを正月としていました。冬と春の分かれる節目、節分の翌日。いわば春の初日なのです。寒さのピークだからこそ、春のスタートであるという考え方。これは中国で誕生した「24節気」の考えに基づいています。24節気はさらに1年365日を5日ずつに分け「24節気72候」というように分けられます。それぞれの候にはその時期独特の気候を言い当てた情緒ある表現があります。

(参考文献:晋遊舎ムック 七十二候がまるごとわかる本)

【立春】

2月4日~2月7日 「東風凍を解く」

2月8日~2月12日 「うぐいす鳴く」

2月13日~2月17日 「魚氷にあがる」・・・

 

【雨水】

2月18日~2月22日 「土が潤い起る」

2月23日~2月27日 「霞始めてたなびく」

2月28日~3月4日 「草木萌え動く」・・・

 

今後このボタニカル研究所のページではこの24節季72候についても随時紹介していきたいと思っています。風情季節感ある感性をお伝えできますように。

 

 


長浜盆梅展

2月5日

先日、長浜盆梅展に行ってきました。

会場は、明治時代に建設された慶雲館。

お庭は、七代目小川治兵衛の作。この日は、記録的な大雪でお庭の様子が分からないほど積もっていました。

会場は、梅の香りと迫力ある展示で、なんとも言えない絢爛豪華な雰囲気が漂っています。

樹齢400年と言われる貴重な盆梅もあり、開催中、花の開花に合わせて盆栽を入れ替えるなど、その規模は日本一と言われています。

是非、一度足を運ばれてはいかがでしょうか?

 


ブラタモリ!

1月31日

お知らせします!

当社がお庭の維持管理をしております三ツ森炭酸泉店が、NHKのテレビ番組『ブラタモリ』の収録で撮影され、今週土曜日に放映されるそうです。詳細は以下の通り。

 

2018年2月3日(土)午後7時30分~午後8時15分

NHK ブラタモリ #97有馬温泉

https://www.nhk.or.jp/buratamori/index.html

 

必見ですよー!


双幹のモチノキ

1月30日(火)

先日、茨木市のお客様のお庭で施肥と越冬害虫を抑える殺虫剤散布を行いました。

こちらはそのお庭の真ん中にある双幹のモチノキです。

美しいーーー!


老爺柿の盆庭(ぼんてい)

#3 老爺柿の盆庭

老爺柿の雄木と雌木を使って盆庭(ぼんてい)を製作。

お庭をお持ちでない方でも、これならお庭を楽しむことが出来ます。


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