ローメンテナンスな花壇
【S市 特別養護老人ホーム・デイサービスセンター】
今回は「エントランス花壇をローメンテナンスに美しく生まれ変わらせる」という事例のご紹介です。
ご依頼主はS市の特別養護老人ホーム様です。
正面玄関入口の変形四角形の横長スペース。目立つ場所ですが、植物が少なく寂しい印象の花壇でした。ご依頼主様の希望は「管理がしやすい(ローメンテナンス)」「オリーブのシンボルツリー」「ハーブガーデン」でした。
日当たりは良い場所です。
↓施工後がこちら。
ローメンテナンスなロックガーデン風の花壇に仕上げました。
シンボルツリーはご依頼通りオリーブを植えました。オリーブは違う品種を2種類以上植えると実つきが良くなるという特性があるので、複数本植えがおすすめです。
ハーブ類です。初夏から秋まで長く咲いてくれるチェリーセージ。
生育旺盛なミントはどんどん広がってグランドカバーになってくれます。
イタリアンパセリ。スープセロリとも呼ばれますが、葉が柔らかく香りはパセリです。
ローズマリー。こちらもハーブガーデンには欠かせない定番植物です。
ハーブ以外では、キク科のクリサンセマム・ムルチコーレやキンポウゲ科のクリスマスローズなどで彩りを添えます。
ムルチコーレは一年草ですが、黄色くてかわいらしい花が次々と咲くのでとてもかわいらしいです。
クリスマスローズは豪華な花姿に人気がありますが、大きな葉が広がる性質があるので葉の影の部分に雑草が生えにくく、ローメンテナンスという面でもとても頼りになる花です。
入所者の方や施設を訪れる方に楽しんでいただけるよう、樹木札を設置して完成です。
草花が育ってくれるまでは丸チングで雑草防除、景観を整えました。皆さんに愛される空間になりますように!