植物のための愛のパトロール

みなさんこんにちは。

私たち造園業に携わる専門家がお庭のお手入れにお伺いできるのは、一年のうちほんの数日です。それ以外の大部分の植物のお手入れは、お客様にお任せするほかないのです。

「花に虫がついた!」「病気なのか、様子がおかしい!」お庭では毎日いろいろなことが起こります。高木など、目の届かない場所は困難でも、鉢植えや下草は、毎日の水遣りついでの観察で防除できることがたくさんあります。それは薬剤を使う場合もありますが、もっと簡単なことで防げる場合も多くあります。たとえば、発生直後のハダニやアブラムシは、シャワーホースの圧力で葉を清浄するだけで吹き飛ばせますし、観葉植物についたカイガラムシなども、歯ブラシで簡単に退治できます。大切なのはよく様子を見てもらうこと、これに尽きると思うのです。

お客様の中には、お子さんが小さかったり、ペットがいたり、と、なるべく薬剤を使わないで植物を育てたいというお客様がおられます。先日も、マンションのベランダで洗濯物を干すので噴霧器やエアゾールタイプの薬剤をなるべく使いたくないというお悩みをお聞きしました。薬剤の中には、顆粒タイプで土にばらまくものや、水遣りジョウロに希釈するものなど、さまざまな形状のものがあります。大きな樹木となるとプロの仕事となってしまうのですが、小さな花苗など鉢物では、これらをうまく選択して予防していくことができます。植物成分由来のものもあります。ぜひ毎日の水遣りのついでパトロール、実施して下さいね。

 


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