24節季72候のお話 「夏至」 「小暑」 編

先日の地震と大雨には、本当に不安な日々を過ごしました。皆さんいかがお過ごしでしょうか。

 

今日は大阪は快晴のところが多いようです。梅雨明けが発表され、夏の盛りへ向かい始めるエネルギッシュな季節です。蝉の鳴き声も本格化してきました。気が重い天災の余波は拭いきれませんが、体の調子を整えつつ、日々の暮らしを見直しながら、夏への準備をしていきたいものです。

 

さて、このページでは、日本古来の暦に沿った季節の行事ごともご紹介しています。6月最後の日には各地の神社で「夏越の祓(なごしのはらえ)」が行われました。茅で作った輪をくぐり、けがれを祓う行事です。茅の輪は、まず輪をくぐって左に回り、次は右回り、最後にもう一度左に回って境内に入ります。茅の輪の茅を一本引き抜き、輪を作って持ち帰ると夏の災厄を避けられるといわれています。

 

そして、夏至の末候は「半夏生ず」でした。半夏(はんげ)とは夏至から数えて11日目の雑節を指します。この時期に生える薬草を半夏生と呼びます。昔から農作業の大事な節目とされ、このころまでに田植えを終えるのが習わしとされていました。関西ではこの日にタコを食べる風習がありますね。これも「タコの足のように稲がしっかり根を張るように」との願掛けがルーツのようです。

 

【夏至】

第二十八候 6月21日~6月25日 「夏枯草枯る(なつかれくさかるる)」

第二十九候 6月26日~7月1日 「菖蒲花咲く(あやめはなさく)」

第三十候 7月2日~7月6日 「半夏生ず(はんげしょうず)」・・・

 

【小暑】

第三十一候 7月7日~7月11日 「温風至る(あつかぜいたる)」

第三十二候 7月12日~7月16日 「蓮始めて開く(はすはじめてひらく)」

第三十三候 7月17日~7月22日 「鷹技を習う(たかわざをならう)」・・・

 

 

今後もこのページでは「24節気72候」について随時紹介していきたいと思っています。風情季節感ある感性をお伝えできますように。


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